高知石灰工業株式会社

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東北地方太平洋沖地震について

2011年03月19日

東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

被災地域の一日も早い復旧、復興と、福島原発事故の作業に従事されている方々のご無事を心よりお祈りいたします。

 

3月11日に地震が発生してから一週間が経ちました。

発生直後、大津波の映像を見た瞬間の驚きと恐怖を考えると、今でも震えがきます。ここ高知にも、南海地震という巨大地震が起こる確立は今後30年間で60%と予測されていて、日頃から地震対策が叫ばれています。

 

今回の地震での被災地や避難所の映像を見るたび心を痛める毎日ですが、南海地震に怯える高知も自分達のことと受け止めて、募金をはじめ、救援物資やボランティア派遣などの活動が進んでいます。

 

私が所属している地元の消防団からも2名の団員が召集され、ここ南国市で50名の消防団員を募り、宮城県へ復興支援に向かうようです。

 

福島原発の事故では、作業されている方々の心配もあり、無事終息に向かうよう切に願っています。今回の地震は東北の太平洋沿岸のほとんどが壊滅するという、かつて経験したことがないほどの大災害となりました。

海外からの支援もいただいていますが、こういう時こそ日本全体が心を一つにして、一刻も早い復興という大きな目標に向かっていかなければと強く感じます。

 

 

 

地震による家屋の傷みなどで、幣社からも屋根瓦を補修するための漆喰を関東地区にお送りしていますが、高知からも被災地向けの救援物資の輸送が増えており、運送会社も非常に混乱しているようで、一日に送ることができる重量の制限も行われています。

 

45万人の人達が避難所でつらい生活を強いられていることを考えると、いち早く避難所へ大量の救援物資を運ぶためにも、被災地への物資提供がある程度落ち着くまでは、最優先でない個人の荷物や企業間の配送については自主的に抑えるような世間の動きになればいいのですが・・・。

 

この東日本の大災害により、今後も予想外の様々な困難が起こると思われますが、

災害復興を最優先に考えながら、この難局を何とか乗り切っていかなければと思っています。